保険診療での外科矯正治療はスマヤス矯正歯科室|神奈川(大磯・二宮・平塚・ 茅ヶ崎・藤沢・小田原・中井・秦野・伊勢原・厚木・大和)・長野(松川村)| マウスピース矯正矯正歯科担当医 簑島保宏

歯学博士
所属学会 日本矯正歯科学会
神奈川県 顎口腔機能診断施設 専任歯科医師
神奈川県 自立支援(更正・育成)医療 指定医療機関 担当歯科医師
神奈川県 そしゃく機能障害 診断書・意見書作成担当 指定歯科医師
診療のご相談は(水・木曜日は留守電対応) 090-1048-3076まで

リスクと副作用

矯正歯科治療によって生じる併発症 〈歯根吸収〉

(ア) すべての矯正歯科治療で、歯根吸収が生じる可能性があることを治療開始前に患者さまと保護者さまに説明する。

(イ) 介入前に歯根が明瞭に写ったエックス線写真で歯根形態と歯根長を確認する。

(ウ) 歯根吸収が矯正歯科治療前に生じている場合には、矯正歯科治療中にさらに歯根吸収が進行することを説明する。

(エ) 円錐状の歯根や歯根の彎曲がある、外傷の既往があるなどのハイリスクのケースにおいては矯正力の大きさと治療期間に注意を要する。

(オ) エックス線写真は、矯正歯科治療による炎症性の歯根吸収を見抜く臨床の診断ツールとして重要であり、状況を把握するため歯根を明瞭に撮影したエックス線写真を随時撮影することが望ましい。

(カ) 治療中に歯根吸収が認められた場合は、矯正歯科治療以外の治療法も考慮する。保存することを選 択した場合でも術中もしくは術後に自然脱落し、補綴処置が必要となる可能性を患者と保護者に説明する。



矯正歯科治療によって生じる併発症〈う蝕、または歯の白斑(脱灰)〉

(ア) 固定式矯正装置が、口腔衛生状態を悪化させ、う蝕リスクを高める可能性があり、歯の白斑は矯正治 療において最も一般的な併発症である。

(イ) 定期的なフッ化物応用が、う蝕や歯の白斑の管理、予防に有効である。



〈その他の矯正歯科治療に関連する併発症〉

矯正歯科治療を提供する歯科医師は、患者の臨床状態を考慮した正当な専門的診断を行う上で、以下に あげる併発症においてどの潜在的リスクを患者に開示すべきかを、適宜検討する。



(ア) 歯槽骨および歯周支持組織の健康状態に影響を及ぼす可能性

(イ) 歯髄の生活力が低下する可能性

(ウ) 矯正装置が口腔組織に刺激および損傷を与える可能性、また、装置の誤飲、誤嚥時に、傷害が発生する可能性

(エ) 歯科材料や器具、矯正装置による、口腔組織、顔面、眼の損傷の可能性

(オ) 治療中、または患者さまが矯正装置の使用を誤った際の事故により、口腔組織、顔面、目の損傷が生じる可能性

(カ) 矯正歯科治療との連携において、医科的、外科的、または歯科的処置、また歯科矯正用アンカースク リューが埋入される場合、新たな併発症が生じる可能性

(キ) 矯正装置により歯の摩耗、歯質の剥離、歯の破折が生じる可能性

(ク) 矯正装置撤去時、歯の破折および損傷が生じる可能性

(ケ) 医学的および心理社会的状況により、治療成果が制限される可能性、および患者の十分な満足が得られない可能性

(コ) 一部の患者さまにおいて、矯正歯科材料によりアレルギー反応が生じる可能性

(サ) 治療結果に対する非現実的な期待および予測により、治療後の歯および顔貌について、患者さまの満足が得られない可能性

(シ) 矯正歯科治療中、もしくは治療後の異常な成長により、予測外の治療結果が生じる可能性

(ス) 予期しない状況や患者さまの非協力による治療期間の延長の可能性、および治療結果が制限される可能性